Our Purpose
社会課題背景
持続可能な社会
～エネルギー技術の高性能化が急務～
持続可能な脱炭素化カーボンニュートラル社会の実現には、多様なエネルギーキャリアや再生エネルギー利用など多くの要素技術の革新が求められ、特にその中心となる蓄電池・燃料電池・水電解の、より一層の容量・出力・コスト・信頼性の向上と利用資源の課題解決が急務です。
デバイス化・システム化
～素材を生かすモノづくり～
蓄電池・燃料電池・水電解は「マテリアル」だけで実現されるものではなく、複数の素材を組み合わせて化学反応や輸送現象といった機能を発揮する「デバイス・システム」であり、有望な材料を迅速に製品化まで繋げられる、新たな研究開発の方法論の確立が必要です。
国際競争の激化
～新時代の研究開発方法の確立へ～
日本は、構造材料・電子材料・磁性材料・有機材料等のマテリアル産業において、60%以上の高い世界シェアを占める一方、液系リチウムイオン電池のようなデバイスのシェアは近年著しく低下しています。潤沢な研究開発費と研究人材を擁する海外諸国に対抗していくためには、従来からの大量の試作・評価を前提とした研究開発方法を見直していく必要があります。
